猜疑的なミカタ

何気ない日常をもう一度見つめ直す日記

過労死問題、残業を考える(1)

f:id:m-h-athene:20161029023925j:plain

ヤフーの検索で「電通」と入力すれば「電通 過労死」と一番上に出てしまうほど、電通は従業員を酷使するブラックな企業として有名になってしまった。また自分と歳が1歳しか違わない同年代の女性がこのような悲惨な亡くなり方をしている事には憤りを覚える。

働き者が馬鹿を見る

就活でよく見た「裁量労働」「フレックス」「年俸制」というもっともらしい単語の羅列はよく考えれば勤怠管理はしない、たが残業代は払わないことだろう。だったら自分の仕事だけに専念して働く時間は出来るだけ少なくすることが理想だが日本の職場の環境はそうでもないらしい。it's none of my businessなんて慣用句は日本では生まれなかったし実社会で使ってみれば色々と亀裂が入るのは明らかだ。

 

私とて現職は塾講師で予習等時間はかなり割いているが、正直生徒の指導時間だけ席についてそれっぽい事を話して自習さえさせとけば楽に金が入ってくる。尤もそのような事はしていないが。

残業は違法

会社の事情は関係なしに社員に時間外労働は強制出来ない。どうしても残業させるのであれば、会社と労働者の話し合いで労使協定を結び内容を書面として労働基準監督署に提出すればよい(いわゆる三六協定)がそれでも月当たり45時間が限界。1営業日当たり約2時間(9時出社19時半退社なんて上場企業あったら普通に入社したいものだ)。授業で学んだそれらしいことをサラッと書いたが、こんなことを聞けば普通誰だってこう思うのではなかろうか?

 

日本の企業はほとんど犯罪集団じゃね?

現実と乖離した役立たずの法律

ご存じ労働基準法は昭和22年に制定されており、もともと第一・ニ次産業従事者の保護の為作られたものだった(当時は第三次産業の就業者は少なかった)。そのような労働者が勝手に残業して「金くれ」なんて言われたら大変なことが起こる。逆にこの類の仕事はノルマがはっきりとわかりやすく残業はこれだけ設定しますと容易に出来る。

今や逆転しサービス業に従事する労働者ばかりとなり労働基準法は形骸化した。じゃあ法律を変えればいい。ホワイトカラーエグゼンプションとか一時期話題になったが結局日本で成立しなかった。残業代がカットされるとか騒いでいたが、貴方達は皮肉にも十分サービス残業しているでしょう...

 

法律が弱者を守っているなんて考えていた時期が私にもありました。

 長文失礼しました、今日はここまでに致します。